ハーブティーは効能に合わせて選びたい

ハーブには様々な使用方法があり、料理のスパイスとして使う方法やティーとしていただく方法、また入浴剤やスキンケアなど多種多様です。そんな中でも、簡単に使うことができて大きな効能が期待できるハーブティーは、初心者にもおすすめのハーブ使用方法と言えるでしょう。ティーに使うことができるハーブの種類は多く、150種類以上となりますが、どんな種類のハーブを使うかによって得られる効能が異なります。そのため、ハーブティーに使用するハーブを選ぶ際には、悩みや気になる症状に合わせてピッタリのものを選ぶのが良いでしょう。

例えば、気分が沈みがちだったり鬱気味だったりする時には、自律神経やホルモンバランスを改善してくれるカモミールやジャスミンなどを使ったハーブティーが効果的です。特にカモミールティーは、リンゴのような香りがして甘味もあるので、ハーブの苦みが苦手という人でも飲みやすいのではないでしょうか。さっぱりとした飲み心地が魅力のハーブなら、抗うつ作用が高いことで知られているセントジョンズワートを使ったハーブティーもおすすめです。

ハーブティーの中には、体の免疫力改善や疲労回復などの効果が期待できるものがたくさんありますが、現代病ともいえる眼精疲労を回復する効能を持つハーブもあります。パソコンや携帯、テレビなどを長時間使う人にとっては、普段のティーをハーブティーにすることで、眼精疲労を軽減することができるのは嬉しいものです。ハーブの中でも特に眼精疲労に効果があるのは、アイブライトや赤ブドウなどがあります。苦みがなくてスッキリとした味わいが特徴のアイブライトは、アレルギー性の目のかゆみにも効果的なので、花粉症対策としても有効です。