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ハーブの歴史は紀元前にさかのぼる

ハーブは、私達人間の歴史の中で、古くから親しまれてきました。もともとは紀元前5000年前ほどまで遡る歴史があると言われていて、古代エジプトの時代においては、薬草としてすでに使用されていました。当時は、ハーブの中でもシナモンやクローブ、アニス、クミン、マジョラムなどの種類がミイラを作る際の防腐剤として使われていました。また世界三大美女の一人と言われているクレオパオラは、ハーブで染めた服を着ていたり、ハーブから抽出したエキスを香水や化粧水、入浴剤として使っていたりしたことも記されています。

古代ギリシャ時代に入ると、ハーブは入浴剤として使われることが一般的となるほか、ハーブの研究と共に化粧品や料理などとしても活用される幅が広がっていきました。その後、ローマ帝国がヨーロッパ全土を支配するに伴って、ハーブもヨーロッパ各地へ伝わり、修道士がメディカルハーブとして使うようになったのです。

ヨーロッパで広まったハーブは、その後、1649年に起こったピューリタン革命をきっかけにして、アメリカへも伝わります。アメリカにおいてはすでにネイティブアメリカンがハーブを含めたメディカル植物を活用していましたが、そこにハーブが加わることで、アメリカにおいてもハーブが注目されるようになったのです。その後、アメリカから日本へハーブが伝えられましたが、日本へ本格的にハーブが入ってきたのは20世紀ごろとなっています。現在では、ハーブは薬用の他、料理のスパイスや入浴剤、スキンケア用品など、幅広く活用されています。

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