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イタリア料理には欠かせないスパイス「オレガノ」

オレガノは、ハーブの中でも古代ギリシャの時代から料理の香りづけや薬味として使われていたという長い歴史があります。古代の人達は、オレガノの精油で頭皮をマッサージしたり、体臭を消したりするために使っていましたし、中世のヨーロッパにおいては花束やニオイ袋など、香りを楽しむ目的でも使われていました。また、幸福のシンボルとも言われているハーブで、摘んだ花でブーケやリースを作る文化を持つ地域もあります。

オレガノは、もともとはヨーロッパ南部や西南アジアなど空気が乾燥して暖かい土地に原生するハーブですが、耐寒性があるので日本の土壌でも問題なく育てることができます。ただし、水はけが良い土を好むため、プランターで少し乾燥させながら育てるのがおすすめです。種を植えても、挿し木や株分けでも栽培できますが、初年度には花を咲かせてくれることは少なく、2年目からようやく花を咲かせます。食用で葉を切っても、すぐに新芽が出る強い生命力があるハーブとしても知られています。

オレガノは、栽培している葉を切り落としてフレッシュな状態でいただいても美味しいのですが、香りを楽しみたい場合には、乾燥させてドライにするのが良いでしょう。フレッシュでいただく場合には、イタリア料理ととても相性が良いので、ピザやパスタ、プーケガルニなどのイタリアン料理、その他チキンを使ったお料理の香りづけとして使うのがおすすめです。イタリア料理ではオレガノが入っていない料理はないと言われるほど定番のハーブで、チーズ料理や卵料理との相性も抜群です。

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