魚料理の風味づけにはどんなハーブがおすすめ?
肉料理のスパイスや臭み解消に使われることが多いハーブは、魚料理の風味づけにもおすすめです。魚料理にハーブを使う場合には、下ごしらえで使うという方法の他、調理の際に香りや風味をつける目的で使ったり、風味をアップさせたり見た目の彩を添える目的で仕上げの段階で使うなど、様々な使い方ができます。それぞれどの段階でどんな目的で使うかによって、おすすめのハーブの種類は異なりますが、魚料理の風味づけとして使う場合には、ハーブが持っている香りを魚に移すことで風味を高めるという目的で使うことができます。
魚料理の風味づけによく使われるハーブには、フェンネルやショウガ、わさびなどがあります。これらは白身魚や赤身魚など魚の種類を選ぶことなく使えるのが特徴で、和食や洋食などを選ぶことなく活躍してくれる優秀なハーブです。
魚の種類によって相性が良いハーブは異なります。例えば、赤身の魚は生臭みが特に強いため、臭みを抑える殺菌効果や抗菌効果が高いローリエやタイムなどを選ぶと良いでしょう。マグロやブリなどを生食するなら、わさびとの相性がバツグンですし、揚げるならチリペッパーが良おすすめです。
一方、臭みがそれほど強くないたんぱくな白身魚に使うのなら、タイムやタラゴン、バジルなどが相性ピッタリです。バターソテーなどコッテリした調理方法と相性が良いヒラメやカレイなどは、バジルやフェンネルなど風味を楽しめるハーブもおすすめです。
カニやイカなどの魚介類は、素材が持つ旨味が強いため、ハーブを選ぶ際には相性を重視した選び方が必要です。例えば、オイル煮ならバジル、中華炒めならショウガや八角などとの相性がバツグンです。
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