肉料理の臭み消しにおすすめのハーブとは？

肉料理にハーブを使うことは、味や香りにメリハリをつけたり、普段とは異なる風味に仕上げるなど、たくさんの効果が期待できます。しかしそれだけではなく、ハーブの種類を選べば肉料理の臭み消しとしても役立ちます。ハーブにはいろいろな種類があり、苦みや香りなどは多種多様です。肉料理の臭み消しとして使える種類にも、苦みや香りなどは異なるので、いろいろ試してみて好みのハーブを見つけてみてはいかがでしょうか。

肉料理の臭み消しとしてハーブを使うなら、抗菌作用や防腐作用のあるローズマリーやセージなどがおすすめです。肉の臭みを消してくれるだけでなく、鮮度を保つ効果がありますし、肉が本来持っている旨味を引き出す作用もあります。これらのハーブは煮込み料理にも適していますが、肉を焼くという調理方法なら、ミントやマジョラムなども肉との相性がピッタリです。

ハーブを肉料理の臭み消しとして使うと、臭みだけではなく肉が持っている酸味やえぐみ、また渋みなどもマイルドにすることができます。特にマリネとしてお肉をいただく際や、ワインで煮込む場合などには、ハーブを使うことによって肉の雑味を抑えることができるとともに、ハーブが持つ香りを楽しむこともできます。臭みやえぐみの強い肉を調理する際にはコリアンダーやクローブ、シナモンなどオリエンタルな香りを楽しめるハーブを使ってみると、驚くほどにハイレベルな風味に仕上がります。また、脂質が多い肉には、バジルやオレガノなどさっぱりした清涼感のあるハーブがおすすめです。