バラの香りが癒してくれるハーブ、ローズゼラニウム
ハーブの一種でもあるゼラニウムにはいくつかの種類がありますが、その中でも最も代表的で広く活用されているのがローズゼラニウムです。名称に「ローズ」という名がついていますが、バラ科に属する植物ではなく、フウロソウ科に属しています。ただし、香りが薔薇の香りがするため、この香りを楽しむためにオイルの原料や、お茶やお料理などにも使われています。
ローズゼラニウムはゼラニウムの中でも栽培しやすく、挿し木をすることで簡単に増やせます。毎年5月~7月にかけてピンク色の可愛い花を咲かせますが、近年ではこの可愛い花を切り花として求める人が増えていて、観賞用のニーズも高まっています。
ローズゼラニウムは食用としても活用することができます。お肉やお魚のスパイスというよりは、焼き菓子に入れるなど、スイーツ系への利用が一般的です。また、ローズゼラニウムは花がピンク色で可愛いため、花の部分をローズの香りを最大限に生かしてデザートの飾りとして使ったり、サラダの上に散らしてアクセントにしたりといった活用方法もあります。
ローズゼラニウムには、スキンケアとしても活用できます。このハーブには抗菌作用や抗炎症作用、また皮膚の弾力性を回復する作用などがあるため、美肌ハーブとしても使われています。また、エキスを使って作った精油には神経痛を収める鎮痛作用があり、リラックスしたい時や緊張を解きほぐしたい時などに活用することができます。
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