バジルは自律神経の働きやホルモンバランスの乱れにおすすめ

バジルには、中枢神経や自律神経、そして心身を滋養強壮する作用があります。疲労やストレスが蓄積されると、自分自身でも気づかないうちに中枢神経や自律神経がバランスを崩し、体にさまざまなトラブルが起こりやすくなります。そんな時にバジルを使えば、自律神経の働きを改善することができる他、体内の機能を全般的に高めることができるという効能が期待できます。

またバジルには鎮静作用があり、ホルモンバランスの乱れに対しても効果があります。イライラしやすい時や神経を落ち着かせたい時などにもおすすめですし、ホルモンバランスの乱れが原因で起こる不眠症の改善効果も期待できます。バジルが沈静してくれるのはホルモンバランスだけではなく内臓器官などの臓器もあり、腹痛や胃痙攣、吐き気などの内臓器官のトラブルを落ち着かせる効能もあります。

バジルにはまた、腸の機能を改善する作用もあります。そのため、便秘がちの人ならバジルを取ることによってお通じが良くなります。便秘薬などの薬に頼るよりもバジルのようなハーブを使ったほうが、より自然に便秘をスッキリ解消できるのでおすすめです。

バジルが持つそのほかの効能には、体を温める効能によって冷え性を改善する作用、皮膚のかゆみを抑える作用などがあります。冷え性で悩んでいる人や夏でも手足が冷たい人、また代謝が低い人や痩せにくい人、皮膚の乾燥が原因でかゆくなりやすい人などにもおすすめのハーブです。