ハーブビネガーはどんな風に使えばよい？

ハーブビネガーとは、ハーブをお酢に漬け込んだものです。酢酸がたっぷり含まれている酢にハーブを漬け込むことによって、ハーブに含まれているフィトケミカルなどの植物栄養素をたっぷりと抽出することができ、栄養成分が豊富な酢をさらにパワーアップすることができます。

ハーブビネガーに使うハーブは、フレッシュハーブでもOKですがドライハーブを使うのがおすすめです。作り方は、お酢とドライハーブを煮沸消毒したビンの中に入れて2週間程度漬けておくだけ。この時、日光が当たる暖かい場所においておけば、ハーブのエキスがたっぷりと抽出されますし、お酢が持つツーンとして刺激臭がなくなるので、使いやすくなります。2週間程度したら、酢の中に残っているハーブを越してあげたうえで、冷蔵庫の中で保存すると良いでしょう。

ハーブビネガーの使い方は多種多様です。刺激臭がなくなるので、そのままサワードリンクとして水や炭酸水で薄めていただいても良いですし、カルパッチョやサラダにかけてドレッシング風でいただくのも良いでしょう。また、お酢は水回りの掃除に使うこともできますが、ハーブビネガーにしたものをお掃除に使ってもOKです。

ハーブビネガーは弱酸性のため、キューティクルが開いたダメージヘアにリンスとして使えば、キューティクルを引き締める効果が期待できます。ヘアケアとして使う場合には、使用するハーブは脱毛やふけを防止してくれるカモミールやローズマリーなどの殺菌作用・抗菌作用を持つものがおすすめです。